
辞めてしまうと、会社や同僚にも迷惑掛けるし、家族もいるし、どうすれば良いかな?
気が付くと人生八方塞がりだ。
管理職を辞めたいと思うなら、辞めてもOK。
自分の人生なので、自分の幸せを最優先に考えてOKだからです。
万一円満な退職が厳しい状況であるなら、退職代行サービスを利用しましょう。
現在は、退職者の4人に1人が退職代行サービスを利用しているのが現状です。
退職代行ガーディアンは退職成功率100%。
社長や上司と話す必要はなく、相談したその日から出社する必要はありません。

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20代のうちから、課長職を務め、40代になった今では部長職を務めています。
18年間で、管理職になりたがる人、管理職を辞める人、多くの人を見てきましたので、記事の信頼性に繋がると思います。
管理職が辞められない理由
責任感
責任感に縛られると、管理職を辞めることはできません。
管理職になった人は、それなりの責任感を持っているからです。
管理職にはそれなりの責任が求められます。
管理職に就いたことのある人は、少なからず自分の仕事に責任を持っていて当然です。
実際に管理職になると、仕事が終わった時間でも時間でも会社から電話が掛かったりして、急な対応を必要とする場面も少なくありません。
管理職の責任の範囲は、自分の管轄する部下の仕事にも及びます。
その責任がプレッシャーになり、ストレスに感じる人が多いです。
日本人は生真面目ですので、責任感が強いです。
責任感に縛られる人の特徴
- 自分が辞めたら、困るかもしれない
- 自分が辞めたら、どう思われるか気になる
それぞれ深堀りしていきます。
自分が辞めたら、困るかもしれない
自分のことを主体に考えてOK。
組織というものは、転がるように動いて行きます。
確かに主軸的な人が抜けた一瞬は、キツい時期がありますが、そのうち何事も無かったかのように日常が戻ってきます。

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自分が辞めたら、どう思われるか気になる
辞めた後にどう思われようと、自分に1㎜も影響ありません。
僕の住む様な田舎だと特に、「自分が辞めたら、どう思われるか気になる」という感じで、人目を気にする人が多いです。
しかし辞める理由を一工夫すればOKです。
角が立たない退職理由
- 家族の介護
- 他にやりたい仕事がある
責任感に縛られて、自分の人生が損するような方向に行く人が多いのが現実です。
責任感が管理職を辞め辛くする理由の1つ目です。
結局、自分の人生を生きるのは自分なので、自分の為を第一に考えることで、責任感という呪縛から解放されます。
良い意味で自分勝手に生きても良い筈です。
収入
収入面の不安から、管理職が辞められない人がいます。
何だかんだ不満はありつつも、管理職の手当の恩恵が大きいからです。
40代の管理職、マネージャー職の給与は、一般社員の平均年収442万円である一方で、532万円という調べがあります。
約100万円程度の開きなので、そこそこ大きい数字です。
40代くらいになると、家庭もあり、子育てにも費用が掛かるので、管理職を辞めたくても収入の面が足かせになります。
【管理職の給料】の現状が知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
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責任感同様ですが、収入の不安に縛られて、我慢しながら管理職を続ける人が多いのが現実です。
収入面の不安が、管理職を辞め辛くする理由の2つ目です。
色々あるけれどまだまだ頑張りたいなと思う人向きの選択肢。
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)は管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの、高年収層に特化した転職エージェントです。
管理職スキルのある人なら、今より良い条件の職場がきっと見つかります。

管理職を辞めた人の実例
僕の会社で、管理職を辞めて一般社員として勤務することを望んだ人の実例です。情報は下記のとおり。
人物像
- 勤続:17年目(2005年当時)
- 年齢:47歳
- 役職:総務課長
日本にありがちな、中間管理職のポジションの人でした。
総務の課長というポジションだったので、今後会社の中核となるべく期待されていました。
しかし、当の本人はあまり出世に対する欲もなく、むしろ責任感に縛られることや、仕事が増えることを嫌がりました。
仕事を的確にこなすというスキルには優れていましたが、チームをマネジメントすることには全く向いてませんでした。
典型的な、「管理職になりたくない人」という感じです。
管理職になりたくない人については、コチラの記事で解説してますので、詳しくご覧になりたい人は是非。
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本人は、退職するつもりで、管理職を辞する旨を上司に伝えると、一般社員として会社に残ることが許されました。
その後の彼のキャリアのポイント
- 気楽な働き
- 収入大幅減
気楽な働き方
課長→一般社員になったことで、気楽な働き方が実現しました。
管理職時の責任がなくなったからです。
出世とは無縁の生活なので、上司の評価や、周囲の目を気にすることもありません。
残業もほとんど無しで、定時でキッチリ帰れるようになりました。
勿論与えられた仕事は、キッチリこなしておくのが、前提条件です。
仕事よりも、プライベートの時間を充実させた、ストレスの少ない働き方だと思います。
収入大幅減
管理職を辞めたことで、収入は大幅減しました。
当然ですが、役職手当がカットされるからです。
うちの会社の例ですと、課長の役職給が月額約5万円つきます。
賞与を含めると、年収で60万円~100万円近くダウンする計算です。
とは言え、それと引き換えに、気楽を働き方を手に入れました。
バランスが大切ですが、自分が何に重きを置くかだと思います。
余談ですが、この人は昨年60歳を迎えました。
*うちの会社は、60歳定年で、希望者は65歳まで継続雇用というシステム。
そのまま、一般社員として会社に残り、今日も気楽に働いています。
管理職のストレス
管理職はストレスで消耗する人が多いのが現状です。
しかし、逆から考えればこれらのストレス軽減できれば、管理職の心的負担もかなり楽になります。
上司との関係
大体の管理職は、中間管理職になり上司との関係に悩まされます。
僕の場合ですと、上司である担当の役員(取締役)が、3年毎くらいで代わります。
一口に取締役と言っても、仕事に意欲的で改革派な人、自分の任期を無難にこなす保守派な人、それぞれです。
僕としては、上司の意向に添いながら、上手く部署をマネジメントする必要があります。
考えが合う上司だと良いですが、合わない上司だとかなりストレスです。
日本の会社は、ピラミッド型の組織なので、上司との関係は避けて通ることができない悩みです。
転職等で、環境を変えるという解決策もありますが、合わない上司と出会う度に転職するのは、正直現実的ではありません。
上司との関係をストレスに思うのは、管理職だけの悩みではありません。
日本は、ピラミッド型の組織なので、どの役職の社員にも上司がいて、それぞれがそれなりにストレスを感じています。
部下やチームのミスの責任
部下やチームのミスも、管理職である自分の責任として扱われストレスになります。
直接的な自分のミスではないのに、理不尽さを感じてしまうからです。
どんな仕事にも、ミスは付き物です。
管理職として上に上がれば上がる程、管理する部下の人数や、業務の範囲が広くなります。
管理職の人なら、1度は部下のミスで謝罪したり、ミスの尻拭いをしたりした経験があると思います。
多くの人は、今日も部下やチームのミスの責任に、頭を抱えているのが現実です。
「うつ病」が世界一の病に?
WHO(世界保健機関)等で開発された「障害調整生存年」という指標の評価によると、004年には第3位のうつ病が2020年には第2位に、そして2030年には第1位になると予測されています。
国内における昨今の医療に目を向ければ、精神疾患患者数は2005年が約300万人だったのが2014年には約400万人となり、糖尿病やがんを大きく上回っています。
このように、ストレスは現代社会とは切っても切れないものになっています。
近年、ストレスによるメンタルヘルスの問題に世界規模で関心が高まっています。
ストレスとの付き合い方が今後の社会の1つの課題と言えます。
管理職のストレス解決策
管理職のストレスは、なかなかに厳しいです。
今回紹介した2つのストレスの解消策として、自分で背負い過ぎないことが一番かと思います。
結局僕の場合だと、自分の想定外のことに対して、ストレスを感じることが多いです。
ですので、想定外のことが発生しても、 「まあ、そういうこともある」と自分に言い聞かせてストレスに感じないようにしてます。
単純な思考ですが、簡単にできることなので、オススメです。
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【管理職を辞めたい】まとめ情報
記事のポイントをまとめます。
【管理職を辞めたい】と思ったら、辞めてもOKな理由です。
- 責任感が管理職を辞め辛くする
→良い意味で、自分勝手に生きてOK - 収入減の不安も管理職を辞め辛くする
→転職して、今より待遇の良い環境に変えることで解決 - 管理職を辞めた人の実例を見ると、収入は減りつつも、気楽に働いている
→プライベートの時間を充実させた、ストレスの少ない働き方 - 上司との関係、部下やチームのミスの責任によるにストレス
→想定外のことが発生しても、 「まあ、そういうこともある」と言い聞かせる

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